写真をCGパースのようなに画に近づける その3
さて、色をいじって一気に仕上げてみます。
現像2 画像の調整
白色は白飛びぎりぎりまで持ち上げる
建物の白色(いわゆるR, G, B3つすべての値がほぼ同じ)の部分に着目します。
コントラストを強めにして、アンダーも持ち上げる
悪く言うとあのCGの嘘くさい感じが出ます。良く言うと人間の眼で見た時のに近くなります。
不思議なもので、写真は真実ではないのに、現実に近づけると嘘に見える。
レンジをギリギリまで広げる
前回私は高いコントラストと言いましたが、広いダイナミックレンジと言ってもいいですね。とは言いながらも別に無理してHDRとかにしなくてもいいです。JPEG仕上げならばどうせ最後は8bitです。
黒レベルはギリギリまで下げてみます。
樹木はイエロー
現像していると分かりますが、木々はイエローに左右されます。樹木をきれいな緑にしたいならば、黄色をいじくります。イエローの彩度を上げてみましょう。様子を見てグリーンの明度を上げてみましょう。いい感じになりましたか。
青は彩度よりも明度で操作
ブルーは彩度を20とか上げるよりも、明度を40くらい下げた方が、パースでよく見るような違和感たっぷりの空になります。それがたまらないんですけどね。
大げさな周辺減光
思い切って周辺減光の値を適用してみてください。一気に雰囲気が出ます。そうです、Instagramみたいな加工ではなく、CGパースのようになります。
上端は更に減光
長方形のグラデーションを作ってみます。-1/3EVくらいしておけばよさそうです。
完了
できました。
現像処理前とくらべてみましょう。いかがでしょうか。