【建築探訪】福島白河データセンター/日本設計
地元の建物を紹介したいと思っていた矢先にいい建物がありました。
YAHOO!が2012年に大規模データセンターを建設していますのでご紹介。
市が工業地を醸成して誘致したとかで、施設の規模も大きく先端をいくものです。
今の市長さんがかなり顔が広いらしくて、図書館を新しく作ったり、巨大屋内施設を計画したり、工業地域に企業を誘致したり・・・なんかいっきに流れが変わったなあと思ったら地元ではこんなことが起きていました。市長ひとりでここまでかわるもんなんですね、いいことです。
数年もすれば誘致企業からの税収が効いてくるでしょう。ますます潤いますね。
さて、データセンターの概要を覗いてみると、こんなことが書いてあります。
栃木県との県境、東北南部に位置する福島県白河市に新たに稼動を開始した「白河データセンター」は、
冷涼な気候を生かした最新の外気空調方式による環境対応型の大規模データセンターです。
って、盆地だから夏暑くて冬めっちゃ寒いですけどねw(=関東以西の皆様には「京都気候」と言えばお解かりいただけよう。)
外観としては左右対称の建造物が2棟見えますが、この建物自体が外付けHDDラックのような造りになっていて、最大6棟まで増設可能とのことです。
細かいことを言うと、向かって左手が1号棟で2012年9月竣工。右が2号棟で2013年9月末に竣工。
ギャラリー
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建物情報
【福島白河データセンター (Fukushima Shirakawa Data Center)】
Architect : Nihon Sekkei (設計:日本設計).
Completed : September 2012 (竣工:2012年9月).
Location : Shirakawa City, Fukushima, Japan (所在地:福島県白河市).
参考サイト
【参考サイト】
・白河データセンター – 株式会社IDCフロンティア
・福島県白河市の大規模データセンター「白河データセンター」が稼働開始 – ヤフー株式会社
・2015年度JIA優秀建築選