【UE4】アセットの整理には「Not Used In Any Level (どのレベルでも使用されていません )」が便利
UE4での制作の終盤で結構問題になってくるのが「アセットの整理」です。
最終成果物が実行モジュールであれあば参照しないアセットを判別してくれたり、プロジェクト設定から参照するフォルダを明示的に指示できたりするのですが、Unreal Engine Marketplace向けのアセット商品(「Asset Pack」と言います。)はプロジェクトをzip出力して提出しますから、コンテンツブラウザ自体を確実に整理しなければならないんです。
最初のうちは使いそうなアセットを余分に入れておいて作業する方も多いでしょうが、自己ルールをなんとなく決めて作業していも、仕舞いにはなんかよくわからない状態になってくるんです――って人は多いと思います。
そんなときにありがたいフィルタがあったのでご紹介。
動画板
やり方
バージョン: 4.25で存在は確認。それ以前は分かりかねます。
[コンテンツブラウザー]にあるフィルターの[その他のフィルタ]に「どのレベルでも使用されていません」があります。英語だと「Not Used In Any Level」。
結果
こんな感じで一気に全部選択して、削除操作をすればOK。
[どのレベルでも使用されていません」ってフィルターのひとつですから、なんならルートフォルダを選択した状態でフィルターをONにすれば、未参照アセットが一気に全部洗い出せます。超 楽ちん。
トラブルシューティング
・フィルタリングしたのに使用中のアセットが表示されてしまうんだけど?
→一部情報が適切に同期されていないと思われます。コンテンツブラウザの左ペインのフォルダで右クリックをして、「フォルダでリダイレクタを修正」を行ってから、再度削除を実行してみてください。