【現像】夜に撮った時の蛍光灯の緑っぽいのをどうにかする(Lightroom)
カメラの設定で予め蛍光灯の対策をしても、現像でどうにか色温度でやろうとしても、なんだか蛍光灯が緑色になって腹が立つ時があるかと思いますが、いかがでしょうか。
いつも色温度=自動でやっちゃう上に何年も現像しているとだいたい予想もつくもんですが、たまにこういう事件が起こるんです。
![]() |
![]() |
撮りたての状態。 | 色温度と色かぶり補正でどうにかした |
色温度をいじった時に思ったような色が出たのですが、蛍光灯だけに殺意を覚えるあの瞬間です。やつの緑が台無しにするんです。
カラーキャリブレーションのところとかやったりしても、蛍光灯の前にはあまりにも無力。
あーだめだ、もう1回撮りに行くしかないわ。いやもう無理だわ。・・・いや大丈夫です。直ります。
ということでLightroomを使った場合のお手軽な補正方法を。
やりかた
シンプルです。[カラー補正]を使うだけです。
ここでまず考えることは、「この無力ながらも苛立ちがおさまらない原因は何色にあるか」ということです。
まずグリーンですね。こやつに緑腹立っているのですから。あと、スライダーを適当にいじりまくっていると分かってきますが、アクアです。シムシティでいくらがんばってもHIGHにならない原因のひとつが公害だと理解して工場を遠ざけたのに、HIGHにならない。実は隣のLOWが地価を引きずり落としているのが原因だった・・・お前か!――あのときの感情に近いです。(謎
ということでグリーンとアクアをいじります。
[色相]を選択して、グリーンとアクアをマイナス値(スライダーは左)にします。すると、グリーンはイエローになり、アクアはグリーンになっていきます。
ちょっとまった。グリーンがイエローになったのはいいけど、アクアをグリーンにしたら意味なくね? と思われるかと思うのですが、こいつはすいません理屈があんまりないです。経験的にこうやると自然になるというだけです。失礼。
でも、これだけだと見ての通りで、なんか青々しすぎて気持ち悪いので、アクアの彩度を下げます。思い切って彩度を下げます。
完成
いかがでしょうか。これだけ直れば十分でしょうか。
アクアは彩度をもっと減らしてもいいですが、シーンによっては変なトーンジャンプ(縞々の曲線)が出るので確認しながらがよいです。