【情報】アンインストール不可能なAdobe Creative Cloudアプリ本体をぶっ倒す
利益が倍々ゲームのように爆進中のアメリカAdobe社。動画投稿者や写真編集を気軽に楽しむ方がまだまだ伸びるでしょうから勢いは暫く続くのでしょう。株価も伸びていましたが去年辺りから頭打ち気味ですね。
ところでAdobe Creative Cloud(略:CC)は皆さん使っているでしょう。不要にはまあならないのでしょう。
驚くことにCCアプリ本体は削除できないんです。狂ってます。
正直すごい気持ち悪いんで、無理やりぶっ倒す方法です。力技なので自己責任です。ここまでする必要が本当にあるか、もう一度考えてもいいかもしれません。
本件に起因するトラブルは起きても一切の責任は取りません。質問も受け付けません。
やってみよう
まずはやっつけるアプリを把握しましょう。
1.タスクマネージャ
Windowsの下にあるタスクバーで右クリックして「タスクマネージャー(K)」を選択。
「スタートアップ」タブを押してみます。
実はここでスタートアップ可否を選択できますが、お飾り。無効にしても起動しやがる。本当に気持ち悪い。
2.倒すモジュールを把握
「詳細」タブを押してみましょう。
こんな感じに、実はAdobeCC関連のアプリがいっぱい起動されているのがわかります。
CCアプリ本体で[自動アップロードON]とかしているとホント勝手に何を通信しているかわかったもんじゃありません。気持ち悪い。
ところで知っている方も多いでしょうが、これらのモジュール(exe形式)がどこにあるのか、絶対パスを知ることができるのです。
リストビューのヘッダー部分で右クリックをして「列の選択」を押します。
これでコマンドラインというのがでてきました。幅を広げると起動中の全アプリケーションの絶対パスが出ます。(先掲の画像と同じ)
余談というか応用もできる
Windows PCをそこそこいじった経験のある方だと「うーん、どう考えてもウイルスかスパイウェアらしき意図しない怪しいアプリが入ってるっぽいんだよなあ。アプリ名はわかってるんだけど、exeの場所がわからん。」みたいな経験はありませんか。そのときはタスクマネージャーのコマンドライン表示を使うことでアプリケーションファイルの場所が特定できます。
3.ぶっ倒す
この「詳細」という画面では確認だけでなく、アプリが使用するスレッド数の変更とか、有無を言わさずアプリの強制終了をすることなどができます。
ちなみにコマンドラインの表示通りにフォルダを辿ってみると、exeがいました。
本当はexeファイルを1こ1こピンポイントで潰すのが理想的ですが、こういうたちの悪いアプリってジェットストリームアタックx4くらいの連携プレーをしてきやがってキリがないことが多いので、いい感じの上位フォルダ丸ごとリネームしてしまおうと思います。
フォルダ名を変更してみましょう。
※ここで対象を間違えると他のAdobe製品が動かなくなるとかもあり得るので注意。
失敗します。例の気持ち悪いexeが動いているから「アプリを止めてからフォルダ名を変えてね」と言われます。ほんと気持ち悪い。
ということで強制終了します。
タスクマネージャーに戻り、右クリックして「タスクの終了」を選択してみてください。
終了できました。
でも数秒すると…また勝手に起動します。本気で気持ち悪い。
なので、タスクの終了をしたら”すぐに”exeかフォルダをリネームします。
するともう起動しなくなります。
対象フォルダ
この2つで十分ではないかと思います。
C:\Program Files\Adobe\Adobe Creative Cloud Experience
C:\Program Files\Adobe\Adobe Creative Cloud
結果
1個だけ残ってしまいましたが、AdobeNotificationClient.exeはWindowsApp(Windowsストア)管轄のフォルダので諦めました。SYSTEMに権限があるので人間では制御不可能なのです。
本当に気持ち悪い。
余談
技術はすごいけどPC本体にはあまり詳しくないに知人からこんな相談を受けた。
スポットで、とあるプロジェクトの作業のために、月額ライセンス990円のプランで2か月利用した。
納品完了してこのライセンスが不要になったから契約を削除しようとしたら
「年間契約中に破棄したから途中解約手数料5,590円払っていただきます」とか言われたんだけど。
これ約款のどこに書いてあったんだろう? 怖い。