【CG】360度パノラマ(応用編)。視差あり画像を作ってGear VRで見よう【UE4】
前回の続きです。
せっかく左目用、右目用の画像を出力してくれたのですから、ちゃんと視差がある設定で見ましょうよ。
やってみよう
他にも方法があるとは思いますが、私が知っているのは、左右の360パノラマ画像をそれぞれキューブ(6枚)に変換し、それを所定の順序に並べて、Galaxyの所定のフォルダにコピーして、Gear VRで見る。という流れの手順です。
パノラマをキューブに変換
私はKRPanoを使用しています。対象の360パノラマ画像を Convert SPHERE to CUBE droplet.bat にドラッグアンドドロップするだけです。
ドロップすると、コマンドプロンプトが開かれ、カチャカチャ処理してくれます。
完了すると、6つのTIFF形式の画像が出力されます。これを左目用、右目用の両方にやればOKです。
並び順
12枚のキューブ画像を所定のルールに沿って並び替えする必要があります。ちょっと面倒。
Photo by Oculus Discussion Forums
これを実際にやってみると、下記みたいな細長~い画像になります。
Galaxyに画像をコピーする
PCとGalaxy S6 EdgeをUSBとかで接続します。マイコンピュータ→Galaxy S6 Edge→Phone→Oculus→360Panoramaフォルダ以下に生成した画像ファイル(JPG形式)をコピーすれば準備完了です。フォルダを作れば、Gear VR内でも階層わけされて便利です。
完了
Enjoy!! :D
同じディレクトリに視差ありと視差なしの画像を入れておいて、比較するとわかりやすいと思います。特に草とか柱はわかるかな。
おまけ
画像2枚公開します。使ってみてね。
視差あり | christinayan_panorama_12cubemap.jpg | 15,648×1,304px | 5.57MB | ダウンロード |
視差なし | christinayan_panorama_sphere.jpg | 4,096×2,048px | 2.60MB | ダウンロード |
画像提供
yumi. s