【建築】京都市京セラ美術館/青木淳、西澤徹夫

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1933年11月の開館から80年が経過したそうで老朽化もかなり進んでおり、改修のために2017年4月10日から休館していた京都市美術館が2020年5月26日に京都市京セラ美術館と名前も新たに再オープンです。コロナの影響もあり2020年6月19日から府民以外も入場可能になったのでついにといったところです。
建物名に京セラさんの名前がついており、そのうち京都の建物の大半が『~京セラ~』になるんじゃないかってくらい?がします。そんなことないか。

北東側の東山キューブという建物を増築して、既存の建物はガラスや白を基調とした内装を纏いさらにパワーアップしています。
総事業費は111億円強ですので相当な規模の改修工事をしたはずですので外装が変わっていない分内装のリニューアルには相当期待してしまいます。高騰しているとはいってもやはり100億は滅多に超えませんからこれは心高まります。

そして館長にはなんと基本設計もされた青木淳氏がに就任なさっているそうでちょっとビックリ。あまり建築家さんが就任するパターンって聞かないと思いますし。

建物

本館の外観自体には変化がないようでしたが、西側の正面エントランスと敷地が整備されて広く感じられます。
元々の1階にはガラスのレールがあしらわれていて、なだらかな勾配が地下1階まで続きます。地下との境目は同室のガラス張りとなっていて、主張はそれほどなく、かつモダンな解釈が加えられているように見えます。

入口は地下1階の中央部から。係員の方がいるのでわかりやすいでしょう。といいつつ私は最初 間違って1階に行ってしまいました。
予約メールを見せればOK、後はセンサーでの検温となるので止まる必要もありません。

まずお目見えするのはチケット購入場所。この青木さんの作品によく見られる優しい白色で包まれていて期待感が高まります。柱だけ当時のままであとは白で塗られている模様。ちなみに入って左手がショップ、右手にカフェがあります。

大階段を昇り、1階に着くと巨大な中央ホールです。ここで「おおー」と言ってしまう。周りの人も同じリアクションをしていました。近代建築のままシンプルに白で染めた空間が綺麗です。

東広間にはデジタルな展示がいくつかあり面白かったです。このエリアは当時のままでした。
東山キューブの方は明らかに今っぽかったです。ちょっと東京都庭園美術館っぽい雰囲気?空気感? を感じました。

この日は杉本博司氏の『瑠璃の浄土』展示だったので購入。杉本さんの展示も見たかったやつだから更に期待が高まるのです。
杉本さんの展示は映像作品以外はほぼ撮影OKでした。やっと日本も美術展の撮影が当たり前になりつつありますね。私は建物ですが。

あとですね、屋上回廊があるってのは知っていたんですが、いまいちよく分からなくて周囲をぐるっと1周散歩させてもらったら見つかりました。北東の端に階段。これは分からないわ!

ちなみに建物内の2階と繋がっているのですが、2階からは回廊に出れない?ようでした。おそらくコロナ対策で出入口を限定している都合のようでした。でもここからの日本庭園の長めは今までなかったアングルですから素晴らしいの一言。

見学、撮影許可

見学:可能。
撮影:外観は可能。内観は無料スペースは可能。

公式サイトに禁止事項が載っています。
 撮影・ロケ地利用について – 京都市京セラ美術館(公式)

ギャラリー

  • The facade of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Full view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Exterior view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Full view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)
  • Indoor view of Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館)

建物概要

Kyoto City KYOCERA Museum of Art (京都市京セラ美術館).
Architect : Jun Aoki, Tezzo Nishizawa (設計:青木淳、西澤徹夫設計共同体).
Contractor : Matsumura-gumi Corporation (施工:松村組).
Completed : 31 October 2020 (竣工:2020年10月31日).
Establishment : 1933 (創建:1933年)
Structured : Reinforced Concrete (構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄筋鉄骨コンクリート造、鉄骨造).
Use : Art museum (用途:美術館).
Height : 72 ft (高さ:22.23m).
Floor : 2 (階数:地上2階、地下1階).
Site area : 273,227 sq.ft. (敷地面積:25,383.71㎡).
Building area : 91,303 sq.ft. (建築面積:8,482.41㎡).
Floor area : 209,844 sq.ft. (延床面積:19,495.17㎡).
Location : 124 Okazaki Enshojicho, Sakyo Ward, Kyoto City, Kyoto, Japan (所在地:日本国京都市左京区岡崎円勝寺町124).
Owner : Kyoto City (建築主:京都市).
Costs* : 111.35 million USD (総工費:約111.35億円). *USD/JPY=100.00
Awards :

施設情報 (Admission)

【営業時間】10:00 – 18:00 (最終入館は17:30まで) (Opening hours)
【休館日】月曜日、ただし祝日の場合は開館。年末年始 (Closing day : none)
【入場料】730円 (Admission)

アクセス (Access)

手段はいろいろありますがJR京都駅からバスで行く場合のご紹介です。
【バス】
5系統 京都駅→岡崎公園 美術館・平安神宮前
100、110系統 京都駅→岡崎公園 美術館・平安神宮前
【運賃】230円
【時間】15分

詳細は公式サイトをご参照。
 アクセス – 京都市京セラ美術館(公式)

コロナ関連情報 (2020/9/14現在)

web事前予約制ですのでご注意を。実際は西から入って東に抜けるだけってことも可能な造りですが、今は入るだけでも予約が必要。といっても空きがあればすぐ予約できますから、移動中に30分後の時間帯を予約するとかで大抵ははどうにかなると思います。
入力項目は、展示会名、人数、日時。名前、メールアドレス、電話番号、都道府県。
 なお、RESERVAというものに会員登録をしなくても予約可能です。

当日は、入場時に受付メールの提示を求められます。PCで予約したのであればスマホで見せられるように準備しておきましょう。

使用機材

ボディ:SONY α7Ⅱ
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
レンズ:TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD
マウントアダプター:RAYQUAL NF-SαE

現像:Adobe Photoshop Lightroom
   

参考サイト

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