【Substance Designer】おにぎりPBRマテリアルを作りたかっただけなのに苦労した記録 (2)

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さあ、前回の続きをやっていきますよ。まだまだやり込んでました。

【Substance Designer】おにぎりPBRマテリアルを作りたかっただけなのに苦労した記録 (1)

何を思ったのか、米1粒1粒をSubstance Designerで作ろうとしている時がありました。今思えば相当わけわかんない行動です。
で、結果だけ先に言いますが、これが最終成果物となり、採用となりました。
やっぱり一粒一粒丹精込めるのが最高品質なんだなあ、と。楽してご飯を上から撮影したもので作ってやろうなんて甘かった。

動画版

●タイムライン Timeline
0:00 開始
0:36 米1粒1粒をSubstance Designerで作ってみる
3:33 ランダム生成する
11:58 今思うとこの瞬間が最高
14:04 おにぎりメッシュで確認
18:05 クライマックスか
20:03 ごはんってよく見ると黄色いよね
22:06 新鮮で美味しい新米のごはんを追求し、形状を見直す
25:45 Translucencyを与えてみる
26:34 2日目…
30:17 写真を並べて見比べながら寄せる作戦に変更
37:48 レンダリング結果を画像出力してみる
41:00 仕上げ
45:47 おわりに

やってみよう

規則的に並べたご飯粒をランダムに配置することでご飯を再現しようとしたんです。
この方法のメリットは、米1粒の質感をきっちり再現できれば、
全体的にしっかりとしたマテリアルを作ることが出来る点でしょうか
このノード構成の全体図はあとで別途公開しておこうと思います
なんならこのSubstanceプロジェクトファイルも公開しちゃうかな
なんかですね、こういう風にアニメーションマップみたいなのが生成できるんですよ
ランダムな楕円を生成してやって、
右上をマスクで欠けるようにすることで米粒を再現しています
タイ米みたいだけどそれっぽいのが浮き出てきたでしょ
もうちょっと粘度というかねっちょり度がほしいですよね
米同士が重なっている様を再現してみる
あ、いいじゃんこのスケ感!
さっきのスケ感が一粒毎に表現できれば結構期待通り
このあたりから地獄のループが始まります。ノーカットで晒します
気に入るまで延々と試行錯誤をするんです
ものの数分で終わることもあれば、何日もやることもあります
なんだか抜けきれないプラスチック感。んーーー
さっきのスケ感の再現方法が思い出せないでいます…たぶん
一旦、わざと大げさに表現して(高コントラストで作る)、
そこから現実的な表現にユルくしていくアプローチをとってみます
細長すぎんのよね~
やっぱりタイ米みたいになっちゃうな
日本米はもっと丸みが強いですもんね
でも、まあ、裏を返せば、タイ米はこれで良いって話なんですよね。海外サイトで売るか
お、スケ感 再現できた
いけるいける!もう少しだ
今思うとこのあたりが割りと最適解に近かった気がしてきました
これだとちょっとタピオカ感がでちゃいますよね
なんかこれだと冷めたご飯っぽいですね
ああ、こっからが難しい
地獄のループPART2入ったな
おにぎりメッシュで確認してみますか
ん? なんか新しいことやり始めましたね

たぶん、米粒の形状のバリエーションを増やしたかったっぽいですね
いよいよクライマックス
米ってね、よーく見るとちょっとだけ黄色い
古い米とかそういうのではなくて、よーくと観察すると気づけ
ます
ここにきてまだ納得していない様子
新鮮で美味しそうな、炊きたての御飯を出すには、一粒が美しくなくてはならない
・・・みたいな気付きがあったような記憶です
・・・終わるか? 終わるのか?
ここで閃いた(?)のです。「Translucencyが足りないんだ!」って
この日はここまでで断念
翌日…
左のプレビューが電子顕微鏡で見た乳酸菌みたいになってて気になる…
答えがわからなくなってきちゃったんで、並べて写真に寄せる作戦に変更
ね? 色温度は考えないにして、こう見ると実物が以下にオフホワイトというか黄色っぽいか
納得いかなきゃ原点に還れってか
画像出力してみようかな
悪くはないと思う
うん、拡大しても悪くないと思う
このあたりが落としどころでしょうね。もう良くならなさそう
この日はここでおしまい
さて、仕上げです。
コントラストを上げすぎていたのを下げたら丁度良くなりました
いかがでしたか
今回のPBRマテリアル制作はいちからやってしまったので膨大に時間を要しましたが
満足が得られる成果物になればまあよいでしょう

参考サイト

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