【機械学習】佐川美術館の設計者は安藤忠雄氏なのか(違う) AIに判定してもらう(正しくは竹中工務店)

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ところでなんでこんな訳わからないタイトルなのかと言いますと、私のサイトのGoogle Search Console(建築グラビアにどういった検索ワードをググった末に訪問してきたのかが分かるサービス。)がきっかけなのです。
毎月上位にきている謎の検索クエリがありまして。

  「佐川美術館 安藤忠雄」

私の覚えている範囲では、少なくとも2年以上はTOP5にい続けています。

んー。謎。
マジな話、どういった経路で安藤さんの作品であると間違えられているのかが全くわかっていないんですが、これが現実です。

見た目? 質感? 誰かのサイトで誤記があった?

・・・謎のままなのですが、ここでひとつ思いつきました。安藤忠雄氏設計の作品と、竹中工務店さん設計の作品を学習したAIは、佐川美術館を見たとき、どっちの作品であると判定するのだろうか?って。

ということでやってみました。

やってみよう

建築グラビアのギャラリーページから安藤さんと竹中さんの設計の作品の画像をひたすら持ってきました。計500枚くらい。足りない気がするけどしゃあない。

手法はCats And Dogsのそのまんまです。「Ando And Takenaka」という訳です。面倒なのでフォルダ名やプログラム変数はまんま同じにしちゃいました。
Catsフォルダに安藤さんの写真を入れて、Dogsフォルダに竹中工務店さんの写真を入れます。
あとはプログラムをTensorFlowのチュートリアルのそのまんま作って実行します。

学習結果

0.6弱、だいぶ悪いですね。このAIがいくらアホでも2択なんですから正解率は50%だってのに、精度が50%では使い物にならないです。実家の猫に選ばせた方がいいかもしれません。(余談:金融のクオンツの本でよく出てきますが「株の推奨銘柄ってのはハーバードMBAが選んでも猿が選んでも確率は変わらんって実験結果ある」そうですね。それと同じレベル。)

と言うことで、元の画像を変形して、それを追加学習させてみます。プログラム方法はこれまたTensorFlowとまんま同じ。

さて、良くなったかな?

正直言ってダメ! ですけど、これで行きます。

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