【建築】十和田市市民交流プラザ「トワーレ」/隈研吾建築都市設計事務所

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 十和田市には西沢立衛氏設計の十和田市現代美術館が青森県は十和田市に人を集めに集めまくってることは先日紹介させていただきましたが、その美術館から徒歩5分くらい東に行ったところには隈さん建築があります。
 期待されている機能としては、いわゆる生涯学習施設です。教育や市民交流を主軸とした全世代が交流し利用できる場所を設ける。ここ数年の次自体でよく訊かれる謳い文句ではありますが着実に全国各地に展開されていますね。

建物

 
 建物自体は隈氏らしい木材をふんだんに使って外観、内観ともに温かみのある印象に仕上がっています。子供の遊ぶスペースは段差があって駆け巡れるようになっていて面白いです。
General view of Civic Koryu Exchange Plaza "Towaare" (十和田市市民交流プラザ)

 コンペ選定時のイメージパースですが実際にこのまんまの設計です。建物内に通路がジグザグに配置され、ワークショップや料理教室などが実施できる小部屋がそれに倣って配置されています。基本的には台形または五角形の形状となっているのでちょっと癖があるように感じますが実際は講師がプレゼンしても視線と距離感がちょうどよいように感じました。8~10人程度の写真現像ワークショップとかにはちょうどよい規模っていう感じです。

当時のイメージパース

Imaged from 十和田市市民交流プラザプロポーザル最優秀選定 – 隈研吾建築都市設計事務所

街の本音?

 実はこのすぐ南西側にも面白い建物があり、寄り道して偶然見つけた十和田市民文化センター(設計:佐藤武夫氏)撮っていたのですが、その際に市民の方(御大)と会話する機会があって「あーんな、変な形の何やるにも不便な よくわからんもんに カネばっかり使ってなあ。まったく自治体はなあ。」なんてぼやいていたのが印象的。
 私も否定はしませんが、気持ちは分かる部分はあるんですよね、実際中に入ってからこの言葉を聞いたので。各部屋がかなり狭く、接続が連続的すぎるがゆえ、また形がいびつすぎるためか、子供の遊ぶスペースはまあ良いとしても、どこかでイベントが開催されていると通り抜けが出来ない感じになっているんですよね。
 要は中央スペースくらいしか大スペースが無いものですから、大概は皆がそこを使います。すると建物的には分断された使い勝手に陥ってしまうのです、するとそのイベントとは無関係の来客は困るわけです。錦糸町駅の南北口くらい使いにくいんです。コンコースの役割を果たす道ががないから。そうなると結果的にはイベント参加者以外は何もせずに出ていくしかないんですよね。実際は延床面積の6割は空きなのに・・・ですよ。あれはちょっと、たしかに課題があるなと思いました。

Inside of Civic Koryu Exchange Plaza "Towaare" (十和田市市民交流プラザ)

アクセス

 いくつか手段がありますが、今回は八戸駅の西口から出ているJRバスを利用しました。

  区間:八戸駅~十和田湖(休屋)間のバス。
  料金:1,130円、片道で。支払は乗る直前に運転手さんと直接行う。
  場所:右図の場所。

 平日だと1日に5、6本しか出ていませんでしたが、土日だともっと出ているようです。
  JRバス東北のサイトにアクセス→「青森・八戸-奥入瀬渓流・十和田湖」→「②八戸駅 ⇒ 十和田湖(休屋)」
を参照してください。


ギャラリー

 すべての写真をFlickrで見る

  • Exterior view of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Exterior of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Inside of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Sign plate of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Exterior view of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Exterior view of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Exterior of Civic Koryu Exchange Plaza
  • Exterior view of Civic Koryu Exchange Plaza
  • General view of Civic Koryu Exchange Plaza


建物概要

Civic Koryu Exchange Plaza “Towaare” (十和田市市民交流プラザ).
Architect : Kengo Kuma & Associates (設計:隈研吾建築都市設計事務所).
Contractor : Kamikita Kensetsu (施工:上北建設、経商事、竹達建設JV).
Completed : 2014 (竣工:2014年).
Structured : (構造:).
Costs : $13 million (総工費:約13億円).
Use : Plaza (用途:交流施設).
Height : ft (高さ:m).
Floor : 1 (階数:1階).
Floor area : 19,181 sq.ft. (延床面積:1,782 ㎡).
Building area : sq.ft. (建築面積:㎡).
Site area : 62,430 sq.ft. (敷地面積:5,800㎡).
Location : 18-33 Inaoicho, Towada City, Aomori, Japan (所在地:日本国青森県十和田市稲生町18-33).


使用機材

Nikon D600
Tamron SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
Tamron SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD

Adobe Photoshop
Adobe Photoshop Lightroom
    


参考サイト

十和田市市民交流プラザ(公式)
十和田市市民交流プラザプロポーザル最優秀選定 – 隈研吾建築都市設計事務所
社会資本総合整備計画書 アーツ・トワダまちづくり地区都市再生整備計画 平成26年3月 – 青森県十和田市
十和田市観光パンフ12種+1街なか英文 – 十和田市

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