【UE4】茶筅をつくりたい。UE4で商品プロモーション動画をシーケンサーで作る

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前回の南部鉄器に続いて和食器を作っていきますよ
和風の備品を作るシリーズ、第3か4弾くらいになるかと思います
今回は過去に作ったうちの「茶筅(ちゃせん)」を作っていきたいなと
この動画を録ったのが4年前で、今振り返るともっと効率よく、実物にきっちり寄せて作れたと
反省点が目白押しなんですが、当時の制作映像でお送りいたします

動画版

やってみよう

まずは手で掴む部分をPillarで生成します
お次にTorusが出てきましたが、ドーナツを作るわけじゃなくて、紐の部分を作りたくて持ってきました
思いっきりハイポリにしておきます。あとで減らせばいいので
Ctrl+Rキーを押して、ループカットをします。
竹の節の部分を作りたくてこういう事をしています
気に入らないのでもう1回やる
Sキーのスケールで竹の節の部分を凸にします
ドーナツの方を加工します
このあたりは今見ても何をしたかったのかがちょっとわかっていません
竹に埋もれるポリゴンを予め捨てたかったんじゃないかと思います
マテリアルを適用してみる
特徴的なシャカシャカお抹茶をかき混ぜる部分は、Curveを使います
Eキーでセグメントを追加できます
先端のクルッとしている部分を作りたいので、先端にセグメントを集中させています
このあたりの構造は、当時全然わかっていなかったので反省点なんですが
使い込んだ茶筅だと先端がほぼ伸び切っている事が多かったり、
新品でもほぼカールしていない商品があったりして、値段もまちまちです
茶会の経験者の方にインタビューして教えてもらわなきゃ。と思っています
話しているうちに丸まってきました
もう少し清書が必要ですが一旦ここまで
うわ! アングル変えたら全然あかん
Y値を揃えれば解決するので対処
映像ではごちゃごちゃ頑張っていますが、編集モードで移動したい頂点をすべて選択して、
[S]キー→[Y]キー→[0(ゼロ)]キー→右の頂点[Y]に合わせたい座標値を入力
することで選択したすべての頂点が揃います
最後の仕上げとかで完璧に座標を揃えたいときに役立ちます
当時は知りませんでしたが、穂先の本数は決まっていて、
次のようなバリエーションがあります
この動画ではそんなこと一切考えてないのが恥ずかしいですが、
最終的には「八十本立」をターゲットに仕上げたいと思います
Curveに対して実際に面を与えます
反省点ですが、実際には先端に行くに連れてわずかに補足していくことをしたかったです
ではこの穂先をArrayします
そのためにArrayの軸を用意しなければなりません、EmptyをArrayの軸の位置に置きます
穂先のMeshには、Arrayモディファイアーを設定します
Emptyの方の回転Zの値を変更することで、穂先の間隔を決めることが出来ます
穂先のカールなんですが、必ずしも新品がくるくるしているわけではないんです

完全なる勉強不足です
設定がうまくいっていないと、こうなっちゃいます
Emptyの回転Zを調整して…
こんなところでしょうか
というよりこれ、穂先を細くしとかないといけませんね
Arrayで64本作っていますから、まずは80本にしてしまって、
80本がうまく収まる回転角度Zと、穂先の太さを見つけなければ
プロポーションがちょっとイマイチですが、ひとまず見てみましょう
中心部分の玉っころみたいな部分を作ります
この前huluの何かの番組で、武将様が伝統工芸の工場見学に外国人を招待する回があって
茶筅の製造を見学していたんですが、茶筅って竹筒1本から作られているんですよね
1mmくらいに竹の上半分を割って、1本1本交互に穂先、玉っころのパーツに分けていきます
あまりにも細かい作業だったので日本人でも驚きました
何を言いたいかというと、今作り直せるのであれば、次の3点を完璧に再現する必要があるのです
1.穂先側は、下部の持ち手の竹と一体になっているように見えること。
2.穂先同士の間隔は、1本分の余白があること。
3.穂先と玉っころの本数は同じになること。
この3つをちゃんとCGでも作り込んで、初めて「茶筅を作った!」と言っていいんだなと
人それぞれでいいですが、CGだからってパッと見がそれっぽければええやん。では不完全だと思います
やっぱり職人さんへのリスペクトは重要です。ものを作るって、大変なんです
まあ個人の見解なので
でもそんな気持ち持つだけで、細部に宿りだしますよ
なんて言っているうちに、玉っころの部分はやり直しをし続けてまだ終わっていません!
ちなみに玉っころは「茶じみ(泡切り)」と言います
このあたりから細部の調整に入ります
レンダリングしてみましょうか
そう! さっきから気になっていましたが、柄が長すぎるんです
確認してみると穂先の2/3程度の長さのようなので、こんなもんでしょう
さらに反省点ですが、穂先ってもっと角度つけたほうがよさそうですね
全体的にスリム感が強いんですが、そういうことだと思います
紐は「編み糸」と呼ぶそうで、これの縮れ毛みたいな部分を作ります
Curveを使って2本作りましょう
本当は交互に編み込むようにしなければならない…大変です
見方を変えれば、編み糸があるからこそ穂先が花開いたような形になるわけですね
本物見ましたが、こんな縮れてる製品はありませんでした
ちょっと待て!
1本の糸で結んでいるんですから、本当は2本でいいはずです
んー、だめだ、時間とれたら作り直そう
結び目を玉でごまかす
モディファイアーを使って柄に厚み付けを行います
プロポーション補正していきます
面取りは一番最後で良いです
最終段階です。UVを設定して、竹のテクスチャを割り当てます
せっかく作った節ですから、テクスチャもピッタリ合うように調整します
うまくハマったかな?
これで初版は完成です
それではUE4の和室に置いてみましょうか
この和室は懐かしいです。庭園は公開していますは、内部は未公開なので
さて準備ができたので配置していきます
茶杓(スティックみたいな道具)も作ったので置いてみます
こちらのチョコエッグみたいな物体は、「茶筅くせ直し」といいまして
びっくりするくらいそのまんまの名前なのですが、用途は名前のまんまです。
3dskyのフリーの壺を逆さにして、形状を改変したものです

ただ撮影すると動きがないので、動く樹木を屋外において
影に動いてもらいましょう
よし、できた
出来上がった動画を確認してみましょう
今となってはまあまあですが、良いのではないでしょうか。OK
いかがでしたか
和風美品はもうウン十個作ってきていまして、
殆どは動画で残しているので、少しずつ紹介していきたいと思います
今日はここまで!

参考サイト

China Porcelain Vase Set 01 – 3dsky

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