【機材】TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXDで手ブレ補正が誤作動するときはファームウェアアップデートしよう
SONYのEマウント対応レンズ『TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056)』を買ったんですよ。ちょっと今より軽快に、建築物の寄りの描写も上げたいなと思って。
実は今までわたしはα7IIにニコンFマウントのマウントアダプターを付けて、全部ニコンのレンズでやってたんです。
当然マニュアルフォーカスだけど、手ブレ補正の焦点距離設定が不要になったのはでかい。(逆に、今までよく手動でやってたよなあ…)
2013年に買ったSONY NEX7もニコンのマウントアダプターを付けてましたし、通算8年くらいずっとマニュアルモードでマニュアルフォーカスでやってきていますので、先月ソニーのカメラのオートフォーカスデビューを飾ったわけです。
α7IIのオートフォーカス
やばいくらい速い。追尾もすげえ。
なんか、撮るのが楽しい。撮ることだけに集中できる設備が整ったからだと思いますが、カメラをやり始めた頃のシンプルに色んな画を収めることだけに熱中できて、改めて楽しくなったなあって。
今まで手ブレ補正の焦点距離だ~なんだ~って、ダルいことしてたんだなって。
とかいいつつたまにMFに戻してます。
レンズの解像感
私は大三元を揃えるとかにこだわりがないので、簡単に言います。
文句なしです。10万で、F2.8通しで、この解像感でこの値段はすごいと思いました。
TAMRONの70-300mmのVSMを使っていましたが画質がやや眠いのは気になっていて。建築写真だと輪郭をカリカリにしちゃえば割りとどうにかなってしまうので気にしないようにしていましたが、屋根瓦とかの近づけない部材のディテールをきっちり撮りたくて…買ったというわけです。
変な現象が出る
ウキウキしながら試し撮りを続けていると変な現象が起こる。
シャッターを半押しにすると、すっごいガタガタ揺れる。
初期不良なのか? カメラが悪い? レンズが悪い? 謎の現象が出た。被写体を変えると起こらないときもある。
1、2日試すうちに、どうも風景の撮影――フォーカス距離が無限遠に近いときに起こるようだとわかった。
というより使用2日目くらいから「なんじゃいこの××レンズは!😡 10年くらいずっとタムロンのレンズ一筋だったのになんかがっかりだわ…」と思ってしまって呆れていたので、もう売る準備していたときに「みんなはこの現象に出くわしているのか?」と思ってググったら
「TAMRON 70-180mm 誤作動」って候補が出る。
はいはい、やっぱり! と思ってどんな酷評されてるのかと思ったら、「ファームウェアのアップデート」のお知らせの記事が3番目くらいにでてきた。
70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) ファームウェアアップデートのお知らせ – TAMRON
不具合が出るのはα7IIだけか!
とりあえずファームウェアアップデートしました。
結論を言うと、直りました。
動画版
やり方
レンズのバージョンをv1からv2にします。
Windows10でやる前提で話しをします。ちなみにMac版手順もちゃんと載っています。
1.ファームウェアのダウンロード
TAMRONのファームウェアアップデートサイトに行き、Update_A056_70180_Ver02.exeをダウンロード。
2.ファームウェアの適用
USBでPCとα7IIを接続して、α7IIの電源をONにしておきます。
Update_A056_70180_Ver02.exeを起動。
接続が認証されたようであれば、[次へ]が押せるようになるので、あとは進めます。
ほんの数秒で終わると思います。
インストール画面を終了します。
α7IIの電源をOFFにして、USBを外します
3.レンズのファームウェアがアップデートされたかを確認する
最後に本当にレンズのアップデートが完了しているのか確認しましょう。
α7IIの電源をONにします。
[MENU]を押して、[バージョン]を押します。
レンズ v2
と書かれていればOKです。
完了
改めて撮影してみましょう。バッチリ直っています。
参考サイト
・タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) 製品情報 – タムロン
・70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) ファームウェアアップデートのお知らせ – TAMRON
・TAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD (Model A056) ファームウェア アップデートサービスのご案内 > アップデート手順 – TAMRON