【現像】Uprightをしたら一部に樽型歪みが残った場合の対策
あけましておめでたいございます。今年も加茂周・・・じゃなかった、よろしゅうお願いします。
ということで今年1回目は補正のお話しを。建築写真のレタッチについてです。
ところでLightroomにはUprightという機能があるんですね、割と最近知りまして(爆 要は、私がいつも地道にやってたアオリ補正をボタン一発でやってくれちゃう機能のことです。
ところがUprightはいつでも完璧ではなく、時には部分的に補正しきれていないことがあります。今回はこの部分的な問題点を直してみましょう。
しばらくはこういった「誰得ッッッ!?」な話題を続ける予定です(^_^;
1.Uprightを実行する
さて早速サンプル画像を。アクア堂島ちゃんにシャキっとしてもらいましょう。
[レンズ補正]を開き、[基本]タブを選ぶとUpright項目がありますので、①[水平方向]、②[垂直方向]の順に押してみましょう。上々ですね!
ですがかなりの樽型歪が目立ちますねこれではNGです。
等倍にするとひどさが分かりますね、こんなビルだったら地階で百烈張り手でもされたことには一瞬で倒壊してしまいます。
2.ゆがみで樽型歪みを補正する
そこで、[手動]タブにある[ゆがみ]を使ってみます。+12にしたらかなりいい感じになりました。
おそらく、歪みに強いレンズでそんなに細かく見ない方であればここで十分です。
よ~く観ると、左下側だけに歪みが残ってしまっています。こういうときに“部分的な補正”をします。
3.Photoshopのワープ
.PSDか.TIFあたりで出力してPhotoshopで作業します。
適当に範囲を選択したら、メインメニュから[編集]→[変形]→[ワープ]を選びましょう。範囲は、全範囲よりちょっと小さいくらいにすると作業がしやすくなります。
左下に寄ってみたところです。すみません分かりにくいですが、左下の頂点をちょこっと左にずらしています。
ワープの素敵なところは、選択範囲を9分割したうちの1領域を自然に修正できるところですね。他にもやり方はあると思いますがこれは覚えておくと気が楽です。
4.完成
今年1発目の「いかがでしょうか」!? ですね。この方法なら誰でも簡単に建築パースのような写真を仕上げることができます。簡単なので試してみてください。
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