【建築探訪】高知県立牧野植物園/内藤廣建築設計事務所

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高知市街にはまだまだ素敵な建物がたんまりとあるわけで2件目にいきましょう。牧野植物園におじゃま。ここも高知県立なんですね、市ではないと! 県気合入ってますね。設計は内藤廣氏です。最近おじゃました氏の他作品だと富山県美術館とか。この作品で第13回1999年度村野藤吾賞を受賞しています。

ここを訪れるのであればお隣にある竹林寺さんも併せておじゃまするのが良いと思います。竹林寺さんはまた後日ご紹介を。

元々は1958年に開園した偉大な牧野富太郎氏を称えるとともに植物多様性研究や薬用資源植物の開発など、県民の憩いの場を目的に開園。1999年に全面リニューアルし敷地を拡大。現在8haとかなりの規模となっており、2008年に開園50周年を迎えたとのことで歴史の長い植物園だったのです。植物はなんと3,000種類も生息していて四季の移ろいとともにどこかは見頃になっています。

建物としても存在感を見せるのではなく自然の中から自生して共存してきいるようないでたちで、屋内外の区切りを殆ど感じさせない造りとなっているのが特徴でしょう。

交通手段ですが、歩かずに行くには『MY遊バス』という観光バスに乗るわけですが運賃が1,000円の1日乗車券を買うしかないっていうのがどうにも解せない気分でしたが諦めて購入。
ちなみに地図を見て公共バスで五台山の麓から下車して行こうと考えた方は絶対やめたほうが良いと思います。その理由はMY遊バスで行って道を見ればわかります。うん、だから1,000円なんて価格でも売買が成立するんだなって道で、人が歩くことを想定していない気が。

建物

植物園に来たなあ!という雰囲気たっぷりの園内アプローチ。手入れもすごくよく施されています。

入場ゲートに到着すると1つ目の建物『本館』がお目見え。トーラス状(バームクーヘンみたいな形状)に内側に傾斜した片流れの大屋根が特徴的な受付館。
中央に竹が植えられていて安らぎがあります。
やはりこの手の円形劇場的なフォルムには言いがたい魅力がありますね。

受付を抜けて東に進むと北側には高知市街が一望できます。

さらに進むともう1つ似たような建物『展示館』が。この建物が一番築年数が浅い建物。この中で映像作品やVRが視聴・体験できます。たしかこの棟の内観だけが撮影不可だったはずです。
基本的な設計は受付棟に近いですが、こちらは楕円形でアイレベルの屋根裏・地面の植物・その奥に見える四国山地の眺めが本当に美しい。意図して配置していると思いますがちょうど良いところに水溜があるので反射する空もまた素敵。

この日のしかもちょうどここに訪れたタイミングだけ天気が微妙だったのであまり良い写真が撮れませんでしたが。
建物の北側がステージになっていてイベントなどが催されるようです。
建物を東に抜けると展望台があるので朝一で来れば良い陽が見れるかも。

カフェがあるのでちょっと休憩して。南西側にもう1つ、大温室の建物がありますので、5分くらい歩いて目指します。園内は広い。
蜘蛛が苦手なのでこういうとき背が高いことを悔やみます。糸の橋切れみたいなのがムダに顔に引っかかってくるんですよね。こわいこわい。

なんとか抜けるとありました。『50周年記念庭園』です。これも内藤廣氏設計。たぶん建築本で最もよく見かける作品だと思います。桜の時期が一番きれいそうです。
外観、特にガラスはそれなりの経年を感じますが中はきれいでした、蜘蛛の巣も気配もまったくない。すばらしい。安心だ!

建物にくっついて壁面植栽があって上から光を取り込んでいる空間があります。ここも素敵だった。

見学、撮影許可

見学:入場料を払って入る。
撮影:可能。展示スペースは一部可能。

ギャラリー

  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
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  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)
  • Indoor view of Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園 牧野富太郎記念館)

建物概要

Makino Museum of Plants and People (高知県立牧野植物園).
Architect : Hiroshi Naito | Naito Architects & Associates (設計:内藤廣建築設計事務所).
Contractor : Takenaka Corporation (施工:竹中工務店、香長建設、中勝建設).
Completed : March 1999 (竣工:1999年3月).
Structured : Reinforced Concrete (構造:鉄筋コンクリート造).
Costs* : 34.8 million USD (総工費:約34.8億円). *USD/JPY=100.00
Use : Botanical garden (用途:植物園).
Height : 42 ft (高さ:13m).
Floor : 2 (階数:地上2階).
Owner : Kochi Prefecture (発注者:高知県).
Floor area : 79,246 sq.ft. (延床面積:7,362.26㎡).
Building area : 61,179 sq.ft. (建築面積:5,683.73㎡).
Site area : 1,959,029 sq.ft. (敷地面積:182,000㎡).
Location : 4200-6 Godaisan, Kochi City, Kochi, Japan (所在地:日本国高知県高知市五台山4200-6).
Awarded :
土木学会デザイン賞 (2006)
第13回村野藤吾賞 (1999)

施設情報 (Admission)

営業時間:9:00 – 17:00 (Opening hours)
休館日:年末年始12/27-1/1、メンテナンス休園9.30、1/27 (Closing day : Sunday)
入場料:730円 (Admission fee)
備考:夜間開園もあるそうです。詳しくは公式サイトで。

アクセス (Access)

JR高知駅からバスで行く場合。
バス
MY遊バス
【経路】JR高知駅南口とさてらす→牧野植物園
【時間】30分
【運賃】1,000円 (1日乗車券の購入必須)

詳細は公式サイトをご参照。

使用機材

ボディ:SONY α7Ⅱ
レンズ:TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
レンズ:TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD
マウントアダプター:RAYQUAL NF-SαE

現像:Adobe Photoshop Lightroom
   

参考サイト

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