【本】点・線・面/隈研吾【感想】

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感想

「隈研吾の作品を100倍堪能する本」と改名してもいいくらい良い本。読んだ後の彼の作品の見る目が変わるし、より楽しめるし、誰のコメントも受けずに自らで思いを感じ取ることができるようになる。建築家が語る本は避けていたが作品にどれほどの哲学や考えが込められているかが伺える。最初は氏の哲学や歴史に対する自論だがこれが面白い。一番嫌っているのは「のっぺりしたボリューム」「重々しさ」といったところ。素材は重いけどそれを軽やかに見せるには「点・線・面」という考え方が重要で、ひたすら格闘し答えを導く過程は大変参考になる。

https://bookmeter.com/books/15113267

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