【UE5】5.2の新機能。お寿司で始めるPCG
今回はUE5.2の目玉機能であるPCGをサクッと試してみます。「PCG:Procedural Content Generation」でございます。
動画版
やってみよう
今回は過去に作成したLandscapeに対して、岩をプロシージャルにしてみようかなと。
なんか寿司のメッシュが画面に出てきていますが。そうです、岩の代わりに寿司を置いてみようかなと。
プラグインを有効化
プラグインを2つ有効にする必要があります。
・Procedural Content Generation Framework
・Procedural Content Generation Framework Geometry Script Interop
PCG Volumeを配置
プラグインを有効にしたら、まずはワールドに「PCG Volume」を配置します。
PCG Graphアセットを作成
次にコンテンツブラウザで右クリックして[PCG]→[PCG Graph]を選択します。
[PCG Graph]をダブルクリックで開くと、ブループリント編集画面となります。
そうなんですよ、チューニングは使い慣れたブループリントで出来る! BlenderのGeometry Nodeと操作感も近くてかなりありがたい気分です。
ほんとにはじめの一歩を試したければこんな構成でいけます。
Input -> Surface Sampler -> Transform Points -> Static Mesh Spawner -> Output
・[Static Mesh Spawner]の[Mesh Entries]で、どのメッシュを登場させるか指定します。
・[Transform Points]でどんなふうにランダムさを出すか調整ができます。
ひとまずズレは±100cm程度にして、回転は±180度です。
・[Input]の[Landscape]を接続すると、地面にへばりつきます。
PCG VolumeとPCG Graphを関連付ける
PCG VolumeでPCG Graphとの紐づけが必要です。
[PCG]の中を開いて開いて…[Instance]の[Graph]で[PCG Graph]アセットを選択します。
オブジェクトを生成する
最後に[PCG Volume]の[Generate]ボタンを押すと、オブジェクトが生成されます。
発展編
もっと寿司の種類を増やしてみよう。
PCG Graphを開き、[Static Mesh Spawner]の[Mesh Entries]の[+]ボタンを押しましょう。
めちゃくちゃ余談ですが、このボイス変えようかなと思っているんです。この声、Jアラートの声と多分同じですよね。あの画面と声がトラウマで鳥肌が立ちそうになるんで。
おわりに
夕方じゃなくて日中に直そうかな。まあちょうどいい感じにランダムになっていますね。
でっかくなっちゃった!
でっかすぎた!
密度とかもあるんでしょうから調べていきたいと思います
今日はここまで!