【話題】高輪ゲートウェイ駅周辺の再開発「品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)」は2024年頃完成予定

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情報としては古いですが本サイトでは高輪ゲートウェイ駅の特集しかしていなかったので、街全体の特集もさせていただこうと思います。この話題は、実際には2019年4月に「品川開発プロジェクト(第1期)」として公開され、JR東日本+ピカード・チルトン氏+隈研吾氏のタッグで進められることは決定しています。第2期もあるようですが、そちらの情報はまだ入っていません。
2019年4月11日の東京圏国家戦略特別区域会議と、2019年4月17日の国家戦略特別区域諮問会議を経て、内閣総理大臣による認定(都市計画決定)を受けたプロジェクトです。「Tokyo Yard Paroject」として始動し、公式サイトも立ち上がったりしています。

公式動画。YouTubeにて公開されています。

コンセプトは「グローバルゲートウェイ品川」。4つの巨大ビルが横並びに建てられる計画です。
みんな同じこと思ったでしょうけども「あぁグランフロント大阪が品川にできるのね」っていうのが第一印象。あの感じ効率いいですもんね、デザインする人も・作る人も(?)・使う人も。出張で時々行きますが実際すごい使いやすいですし全く異論はないです。偶然でしょうけど、大阪の以下のような導線と同じにしているのかなと思いました。
  新幹線新大阪駅→JR大阪→グランフロント大阪
  新幹線品川駅→JR高輪ゲートウェイ駅→新ビル

街全体のデザイン構想として、以下を掲げています。
・各街区の複数建物を「日本列島の島々」に見立て、「アーキペラーゴ(列島)」を創出。
・かつて海岸線であった場所の記憶を想起させる滑らかな「フロー(流れ)」のような歩行者ネットワークを整備。
・低層部は各建物の豊かな緑を連ねることで、都市に緑の丘を構築。
・高層部は頂部に統一した動きをつくり、分節で強調した建物コーナーを新駅前広場や結節空間に向けることで建物同士のつながりを持たせ、各建物が個性を持ちながらも「群としての一体感」を表現。
・高輪ゲートウェイ駅前は、「エキマチ一体まちづくり」の象徴として、和を感じられるデザインの新駅と、緑豊かで滑らかな曲線を持つ 4 街区建物によってつくり出される「360 度の広場空間」を形成。

建物のデザイン構想として、以下の3点を掲げています。
・象徴的なアイデンティティの創出。
・ヒューマンスケールな空間表現。
・海岸線を想起させる全体デザインに調和する『フロー』が生み出す良質な空間形成。

参考サイト

品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)が都市計画決定されました ~高輪ゲートウェイ駅周辺のまちづくりが本格始動します~ – 東日本旅客鉄道
品川開発プロジェクト(第Ⅰ期)が都市計画決定 隈研吾、ピカード・チルトンらによるデザイン構想が実現に向けて本格始動 – AXIS

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