【現像】あおり補正後に欠けた領域を補完する

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 おばんです。漢ですけど、おばんです。
 CP+行きましたか。御苗場側から行ったので、8K映像に始まり、SONYのEマウントレンズから機材コーナーへ直行し、映像機材ブースでいじり倒す。8Kはあれコンテンツが・・・ね・・・というのは置いといてw、これからCGレンダリング業界も8Kに着手していきますからね。着実に盛り上がりますよ! カメラメーカのブースにあんま行ってないのがバレますね(笑 SONYが盛り上がってるときの電機業界はやはり楽しいなあ。

 さて、あおり補正(Upright)をやると、残しておきたい領域を泣く泣く捨てることになる場合がどうしても出てきちゃうんですよね。
 過去にも、あおり補正することを前提に撮る際の構図の目安というのを紹介していますが、現像中に気が変わるもんですからタチが悪いといいますか舘ひろしといいますか(笑

 Photoshopがあるんですから領域補完すればいいんですね。やってみましょう。

やってみよう

 去年国際フォーラムで撮ったものでやってみましょう。早速この前覚えたUprightってやつで[垂直補正]しましょう。


台形補完計画

 あおりが取れましたね。ちょっとのけ反っちゃいましたが今回はこのまま続けます。
 で、時々ここで気づくのです。「あっ! あそこの領域が現像できないじゃん!」
 Oops! しまった! Mamma mia! というわけです!

 本当はここまで現像するつもりだったのに。。。


領域補完計画

 じゃあ領域補完しましょう。さっき現像する予定だった領域でトリミングをして、Photoshopに渡します。

 ばんそうこうみたいなアイコンが噂の「修復ブラシツール」です。選択して、[置き換え]モードにします。場合によっては[比較(*)]の方がよいかと。[硬さ]はお好みでいいですが、100%だと塗り塗りがバレやすくなります。

 Altキーを押しながら左クリックをすると、補完したい領域を選びます。コピペしたい絵を選んでいるイメージです。あとは塗り塗りしていきます。

 塗り塗り補完計画、進行中。
 Photoshop CS5だと[コンテンツに応じる]ってのがありますので、やってみてください。こんな面倒なことはいらないはず。あの機能すごすぎて、なんか罪を感じるのでやりません(爆

 左下の領域も埋めていきます。こっちは複雑ではないのでやりやすいですね。コツとしては、端に行くほど明るい色は使わないようにした方がよいです。人は明るい箇所に自然と眼が行きますので見られます。


完成

いかがでしょうか。

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2 thoughts on “【現像】あおり補正後に欠けた領域を補完する

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