【話題】第27回高松宮殿下記念世界文化賞 建築賞はドミニク・ペロー氏
2015年9月10日に第27回高松宮殿下記念世界文化賞(The 2015 Praemium Imperiale Award)が発表されました。もちろん気になるのは建築賞。建築界の中ではメジャーな賞だったと思いますが、確か。
この賞はあまり耳にしないかもしれませんが、最近の話題で言うと新国立競技場のデザインコンペの公募に本賞の名が登場していたり。当時、有資格者の条件として以下が明記されていました。
~~~建築賞であるプリツカー賞、高松宮殿下記念世界文化賞、米建築家協会(AIA)、王立英国建築家協会(RIBA)、国際建築家連合(UIA)のゴールドメダル賞の5つのうち、いずれかの受賞経験~~~
あれですね。もはや公募になっていません。200人くらいしか応募できないじゃないのw
ちなみにこの5つを全部獲っているのは安藤忠雄氏(Tadao Ando)とレンゾ・ピアノ氏(Renzo Piano)だったような。
さて、結果から言いますと、フランス人のドミニク・ペロー氏(Dominique Perrault)が受賞しました。
日本では大阪の富国生命ビルが最も知られている彼の作品でしょう。