Modular Japanese House – ドキュメント
Modular Japanese Houseのドキュメントです。
製品URL
Modular Japanese House – Unreal Engine Marketplace
https://www.unrealengine.com/marketplace/ja/product/modular-japanese-house-01
紹介動画
概要
すべてのパーツは日本の伝統的工法のサイズで作成されており、部屋や空間は910mmモジュール長で作成してあります。これにより誰でも簡単に正確なスケールの和風建築を作成できます。
5種類の完成済の空間(玄関、廊下、和室、階段、縁側、濡縁)を用意していますので、パズルのように並べていくだけで空間ができあがります。
存在しないパーツの組合せはカスタマイズして追加作成することができます。またスケールが適合するのであれば自作のパーツを組み込むこともできます。
・外装は用意していません。
・家具はありません。
・照明器具は2つ用意しています。
商品の内容
レベル: 5.
3つのサンプル: 邸宅、町家(町屋)、平屋住宅。
2つのオーバービュー: Element, Finished Rooms.
完成品の部屋: 99
廊下: 23
縁側: 2 (縁側、濡縁)
和室: 32 (3, 4.5, 6, 7.5, 8, 10, 12, 15, 20畳)
玄関: 1
階段: 6
土間: 6
吹抜: 5
衝突: Yes
超点数:-
LODs: なし。
スタティックメッシュの数: 68.
床: 13,
壁: 10,
欄間: 8,
部屋: 3,
床の間: 11,
天井: 13,
ドア、窓: 6,
柱: 2,
照明器具: 2.
マテリアルの数: 33.
マテリアルインスタンスの数: 26.
テクスチャの数: 83.
うち解像度:
4096px: 29,
2048px: 39,
1024px: 12,
512px: 2,
16px: 1
開発プラットフォームのサポート: すべて
ドキュメント: https://christinayan01.jp/architecture/archives/22736
注意事項: –
1. 推奨設定
グリッドに91cm(910mm)を追加します。910mmとは伝統的な日本建築のモジュール長の単位です。
1. メインメニュの[編集]→[エディタの環境設定]を開く。
2. 左ペインでビューポートを選択して、右ペインで一番下に[グリッドスナップ](Grid Snap)という項目が3. あるので、[10進数のグリッドサイズ]という項目にて、(+)ボタンを押してインデックスを1つ増やし、[91.0]と入力します。
4. Viewportに戻り、スナップのプルダウンを選択すると、選択肢に91が増えています。
2. クイックスタート
アウトライナのModularJapaneseHouse/Blueprints/FinishedRoomsにあるアセットを繋げていくことで和室が作れます。
・グリッドの[スナップ]をONにして、値を[91]に設定することでサクサク配置できます。
・2階はZ座標=280cm、3階はZ座標=560cm、…ですので、手動で[Location]の[Z]値を入力することになります。
3. 基本構成
アウトライナの構成です。
Element: スタティックメッシュ。基本的な部材です。
Unit: Elementを組み合わせて床、壁、天井、欄間などを構成します。
FinishedRoom: Unitを組み合わせて部屋を構成します。
4. 寸法について
A. 部屋の寸法
[FinishedRooms]の全パーツは、特定の寸法のルールに従って作られています。
幅、奥行き(XとY)の寸法は、91cmの倍数で作られています。(例: XとYが91x182cm, 273x455cm, 364x182cm, … など)
・1階の床高さはZ座標=0cmとして作られています。
・1フロアの高さは280cmです。2階の床高さは280cm、3階の床高さは560cm、…となります。
B. ユニットの寸法
[Units]パーツの配置ルールは以下のとおりです。
床
床の高さの位置は0cmです。
床には畳、フローリング、土間、縁側の4種類があります。
●畳
高さ基準: 0cm。
寸法: 176 x 88 cm。
配置方法: 畳を隙間なく並べて、敷居で囲うように4つ配置します。
敷居と畳の隙間は畳寄せで埋め合わせます。
●フローリング
高さ基準: -3cm
3cm下げてください。
●縁側
高さ基準: -3cm
3cm下げてください。
●土間
高さ基準: -40cm。
壁
高さ基準: 0cm。
壁は、0cmから182。までの高さを担います。
欄間(らんま)
高さ基準: 182cm
欄間は鴨居から天井の高さの部分です。高さ182~240cmの壁の部分を担います。
シンプルに壁だけでもよいですし、何もないこともあります。装飾のある欄間も。長押(なげし)を追加するのもよいでしょう。
天井
高さ基準: 240cm
天井は高さ240cmを基準として、それよりも低い高さにパーツを配置します。
配置方法:装飾として廻り縁(まわりぶち)や竿縁(さおぶち)のパーツを配置します。
柱
高さ基準: 0cm。
幅は10.5cmを基本とします。広い部屋では12cmにしています。
~8畳未満: 10.5cm
8畳以上~12畳未満: 11cm
12畳以上~: 12cm
通し柱は15cmです。吹抜に配置しています。
照明
高さ基準: 240cm
基本は高さ240cmの天井からぶら下げて取り付けるものとします。
5. 部屋をカスタマイズする
Modular Japanese RoomのUnitとFinishedRoomには全ての組み合わせを収録していませんが、欲しい組み合わせの部屋を簡単に自作できます。
例1: 8畳の和室で1面が壁の部屋を作りたい場合
1.アウトライナで[Room-8jo-b_BP]を複製し、Room-8jo-e_BPとリネームしましょう。
2.Room-8jo-e_BPをダブルクリックしてブループリントエディタを開きます。
3.[ビューポート]タブを開きます。
4.-Y軸にある2枚の障子戸を削除します。
障子戸は[Wall]グループにあります。
5.アウトライナの[Unit/Wall]から[Unit-Wall-3640x182_BP]を[ビューポート]にドロップします。
6.[Unit-Wall-3640x182_BP]を[Wall]の子にします
7.位置の[X]と[Y]は画面を見ながら合わせましょう。位置の[Z]は0にします。
FAQ
Q. キャラクターが欄間に衝突して部屋を移動できません。
A. キャラクターの身長を180cm以下に調整してください。
例えば、キャラクターのスケールのXYZを1.0から0.9に変更します。
または欄間と鴨居のStaticMeshのCollision(衝突)を無効にします。
Q. UEFN(Unreal Engine for Fortnite)で使えますか?
A. 確認中です。