【話題】国土交通省 都市局が東京都23区の3D都市モデルを無償公開。商用利用も可能な『Project PLATEAU』

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国土交通省 都市局が『Project PLATEAU』としてG空間情報センターにて2021年3月30日に公開しています。
航空測量等に基づき取得したデータから建物等の地物を3次元で生成した3D都市モデルとのこと。
ライセンスは商用利用も含め、どなたでも無償で自由に利用できるとのこと。

これまでもOpenStreetMapなどから3D都市モデルの入手自体は可能でしたが、ついに国が公開した意義は大きいと思います。建築業界都市計画立案の高度化や、都市活動のシミュレーション、分析等を行うことが可能でしょう。
今後のロードマップとしては順次公開していくようで、大都市から出来上がっていくものと思われます。

なお4月16日にはPLATEAU VIEWに柏市、松本市、久留米市など12都市のデータを追加・リニューアルしました。土地利用状況などの2Dデータも公開しています。
松本城など一部ランドマークはLOD2モデルとして整備しています。細かく見ていくと面白い発見があるかもしれません。

追加都市:埼玉県毛呂山町、千葉県柏市、神奈川県相模原市、石川県加賀市、長野県伊那市、長野県松本市、静岡県菊川市、大阪府豊中市、大阪府池田市、広島県福山市、福岡県久留米市、大分県日田市

仕様

提供エリア

LOD1作成範囲 東京23区全域(627.57k㎡)。
LOD2作成範囲 池袋地区(1.5k㎡)、新宿地区(2.57k㎡)、渋谷地区(1.39k㎡)、国立競技場地区(0.73k㎡)、品川地区(1.79k㎡)、大丸有地区(1.22k㎡)、竹芝地区(0.27k㎡)、東京都心地区(12.55k㎡)、豊洲地区(2.11k㎡)、臨海地区(4.34k㎡)、羽田空港地区(3.56k㎡)、合計(32.02k㎡)

エリア単位

建物+橋梁 地域基準メッシュ(3次メッシュ、一辺の長さ約1km) 地形 統合地域区画(2次メッシュ、一辺の長さ約10㎞)

データ形式

FBX形式

参考サイト

3D都市モデル(Project PLATEAU)東京都23区(FBX 2020年度) – G空間情報センター
PLATEAU VIEW – PROJECT PLATEAU(公式)

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