【Blender】glTF、glbを一気に複数を読み込みたい場合の回避方法

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小ネタ。Blenderには当然glTF形式、glb形式のフォーマットがインポートできますが、しかもファイル選択画面で複数選択ができるっていうのに1ファイルしかインポートが出来ないという謎仕様。
でも場合によっては大量に分割されて納品されたglbファイルを一気に読み込んで一気に結合して確認したい場合は手が逝くのでどうにかしたい!
そんなときはスクリプトで一気に読み込ませることが出来ます。しかも簡単で単純。

import bpy
bpy.ops.import_scene.gltf(filepath="C:/Users/hoge/house.glb")
bpy.ops.import_scene.gltf(filepath="C:/Users/hoge/site.glb")
bpy.ops.import_scene.gltf(filepath="C:/Users/hoge/tree1.glb")
bpy.ops.import_scene.gltf(filepath="C:/Users/hoge/bike.glb")
・・・

こんなんでいけちゃいます。

やってみよう

スクリプトにどうやってたどり着くかそもそもわからない。という方のために。一緒にやってみましょう。

1.スクリプトビューにする
画面上のところに[Scripting]というのがあるので押します。
無い場合は、画面を最大化してみてください。
すると画面が違うレイアウトになります。

2.スクリプトを生成する。
Shiftキーを押しながら右クリックすると「パスをコピー」という選択肢が出てきますので選びます。複数ファイルにもできます。

なにかに貼り付けすると、複数のファイルの絶対パスをクリップボードが保持してくれているのが確認できます。
“F:\Epic Games\Unreal Projects\_メッシュ\TableLamp-b.fbx”
“F:\Epic Games\Unreal Projects\_メッシュ\JapanLampShade.fbx”
“F:\Epic Games\Unreal Projects\_メッシュ\Sofa-B.fbx”
“F:\Epic Games\Unreal Projects\_メッシュ\Chair3.fbx”
“F:\Epic Games\Unreal Projects\_メッシュ\JapanLantern-D.fbx”

2-1.「¥」を「/」に変換する
バックスラッシュを全部スラッシュに置換しましょう。

2-2.スクリプト文字で囲う
bpy.ops.import_scene.gltf()というのがコマンドなのでそのままやります。import bpyはコマンドを使うためのおまじないです。
import bpy
bpy.ops.import_scene.fbx(filepath=”F:/Epic Games/Unreal Projects/_メッシュ/TableLamp-b.fbx”)
bpy.ops.import_scene.fbx(filepath=”F:/Epic Games/Unreal Projects/_メッシュ/JapanLampShade.fbx”)
bpy.ops.import_scene.fbx(filepath=”F:/Epic Games/Unreal Projects/_メッシュ/Sofa-B.fbx”)
bpy.ops.import_scene.fbx(filepath=”F:/Epic Games/Unreal Projects/_メッシュ/Chair3.fbx”)
bpy.ops.import_scene.fbx(filepath=”F:/Epic Games/Unreal Projects/_メッシュ/JapanLantern-D.fbx”)

3.スクリプトに貼り付けます
左下のビューがスクリプト文字を入れる場所なので、貼付けします。
できましたね

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