【話題】お台場メガウェブ跡地にトヨタが手掛ける次世代アリーナ。2025年秋予定

Pocket
LinkedIn にシェア
LINEで送る

2022年08月29日
約10,000人
トヨタ自動車やトヨタ不動産(名古屋市中村区、山村知秀社長)ら3社は29日、東京・台場で計画するアリーナの概要を発表した。「TOKYO A-ARENA PROJECT」として、最大約1万人を収容する大規模アリーナを整備。アリーナへ自動で移動するモビリティの運用なども視野に、トヨタの先端技術を生かす施設を目指す。基本設計は日建設計、実施設計は鹿島が担当。施工者は決まっていない。来春に工事着手し、2025年秋の開業を目指す。

トヨタのショールーム施設のメガウェブの跡地に

施設の整備はトヨタ不、運営はトヨタアルバルク東京(東京都文京区、林邦彦社長)が担う。計画地は江東区青海1(敷地面積約2万7000平方メートル)。昨年12月に閉館したトヨタの展示施設「メガウェブ」の跡地を活用する。現地では大成建設が既存施設の解体工事を進めている。

建物は▽メインアリーナ▽サブアリーナ▽アルバルク棟-の3棟で構成する。延べ床面積は未定。メインアリーナは、プロバスケットボールBリーグに所属する「アルバルク東京」がホームアリーナとして使用する。バスケットボール以外にも、バレーボールや卓球などの室内競技やeスポーツの開催にも対応するという。

建物の屋上を活用し、公園やバスケットコートなど二つの屋外空間も整備する。同日に記者会見した山村社長は「アリーナの内側だけではなく、外側にも365日にぎわいを創出できるようにしたい」と話した。国内のアリーナとしては初となる、米グリーンビルディング協議会の環境認証制度「LEED」の取得を目指す。

「未来型モビリティサービス」をテーマに、最寄り駅とアリーナを往復するモビリティの運用なども検討している。今後はアリーナの共同開発事業者や協賛企業も募集。トヨタの早川茂取締役副会長は「多くのパートナーと一緒に、まだ見ぬアリーナづくりに挑戦していきたい」と話した。

建物情報

TOKYO A-ARENA ((仮称)東京Aアリーナ).
Architect : Nikken Sekkei (設計:日建設計).
Constructor : Kajima Corporation (施工:鹿島建設).
Complete : Autumn 2025 (竣工:2025年秋予定).
Structured : (構造:).
Use : Arena (用途:アリーナ).
Height : ft (高さ:m).
Floor : (階数:).
Site area : sq.ft. (敷地面積:27,000㎡).
Building area : sq.ft. (建築面積:㎡).
Floor area : sq.ft. (延床面積:㎡).
Location : 1-3-12 Aomi, Koto-ku, Tokyo, Japan (所在地:日本国東京都江東区青海1-3-12).
Owner : (発注者:トヨタ不動産株式会社).
Costs* : million USD (総工費:約億円). *USD/JPY=100.00
Awarded :
Referenced :
Map :

参考サイト

https://www.alvark-tokyo.jp/a_arena/
トヨタら/東京・台場の1万人収容アリーナ実施設計は鹿島、25年秋開業へ – 日刊建設工業新聞
https://nordot.app/937092938324770816
「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動 -東京・お台場エリアの「青海」に2025年秋 次世代アリーナ誕生- – トヨタ不動産株式会社
https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/37817560.html
「TOKYO A-ARENA PROJECT」始動 ~ 東京・お台場エリアの「青海」に2025年秋 次世代アリーナ誕生 ~ – PRtimes
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000043358.html

管理人が読んだおすすめの建築本

    

コメントを残す