イングランドのドリブルキング、クリス・ワドルのドリブルとパステクニックを集めてみました。
イングランドらしからぬ弄ぶかのようなドリブルテクニックをもっている。
ボールタッチはかなり細かいものから、ボールを外に出してスピードで振り切るものまで多彩。
切り返しはかなり深い。わかっていてもひっかかってしまう。
当時は同じくテクニックを持ったガスコインたちと、強く面白いサッカーを展開していた。
ニューカッスル時代後半からマルセイユ時代の3年間がおそらく全盛期。
ミラン相手にマルディーニやバレージたちとちんちんにしてみせた。
3年在籍していたが3年ともすべてリーグ優勝をした。
ちなみに、ピクシー(ストイコビッチ)がマルセイユで控えに甘んじてしまったのはワドルがいたから。
フリーキックもかなりうまく、歴代フリーキッカーの48位に選ばれている。
曲げたりはあまりせず、弾丸系のキックでゴールを量産した。
タイトルにあと一歩! という結果ばかりだったけど、その惜しい結果を並べると、いかに活躍していたか伺えるものである。
1990年ワールドカップイタリア大会:4位
1987、1993年イングランドFAカップ:準優勝
1991年UEFAヨーロッパカップ:準優勝
1993年イングランドリーグカップ:準優勝