90年代、コロンビア代表の中心選手であった、カルロス・ヴァルデラマのキープとパスだけのシーンを集めてみた。
キープ力は特筆するものがあって、キレが良く、ヌルヌルしている。
驚くべきことに、相手が1人なら取られることはない。
2人に挟まれたら、軽くでターンでかわしてしまう。
3人に囲まれて、やっと相手は対等に戦うことができる。
トラップもかなり上手く、ミスしたり大きくなってしまうことは一切なく、タッチはやわらかい。
パスはとても独特で、テイクバック(?)が一切ない。
ガニ股だからできる業なのかもしれないが、これほどコンパクトな選手は見たことがない。
ふと、動かずにボールキープしてたかと思うと、一瞬で強烈なパスを放つことができる。
そして、どんなに混雑してる場所であっても、どんなに体勢が崩れていても、超正確にパスを出せる。
備も積極的で、パスカットを狙いにき、自ら反撃ののろしをあげ、チャンスを作る。
あとは、リンコン、アスプリージャたちが決めてくれる。